泳ぐように飛ぶ夢の基本的な意味
実はこの夢、ちょっと不思議な見た目の印象とはうらはらに、とても前向きな意味を持っています。空中でクロールや平泳ぎをしている自分を夢で見ると「なんだか変な夢だったな」と思うかもしれませんが、夢占いではかなり良いサインなんですよね。
そもそも空を飛ぶ夢は、自由や解放、上昇への願望などを象徴するものとされています。ただ、この記事で扱うのは「泳ぐように飛ぶ」という独特のシチュエーションに限った話です。ここから先は、この夢だけに当てはまる固有の意味をじっくり解説していきます。
泳ぐように飛ぶ夢のポイントは、「水」と「空」という2つの要素がひとつに重なっているところにあります。夢占いにおいて水は感情を、空は自由をあらわすとされています。この2つが同時にあらわれるということは、感情と自由のバランスがうまく取れている状態を暗示していると考えられています。
もう少しかみくだいて説明しますね。ふだんの生活では、自分の気持ちを自由に出すことって意外とむずかしいものです。「こう思われたらどうしよう」「言いすぎたかな」と、感情にフタをしてしまうことも少なくありません。
でも、空中を泳ぐように飛んでいる夢を見たということは、あなたの心が「感情をおさえ込まずに、のびのびと表現できている」状態にあるサインです。いわば心が深呼吸できている、そんなイメージですね。
この夢の吉凶判定は「吉」です。その理由は、感情を自由に表現できる心理状態というのは、それだけで心の健康度が高いことを示しているからです。とくに創造的な仕事や表現活動にたずさわっている方にとっては、アイデアが泉のようにわき出る好調期にいることを意味する傾向があります。
経験上、この夢を見る方は人生の中でも比較的おだやかで充実した時期にいることが多い印象です。水の中にいるような安心感と、空を飛ぶ解放感が同居しているこの夢は、空を飛ぶ夢のバリエーションの中でもちょっと特別な位置づけにあるといえるでしょう。
泳ぐように飛ぶ夢の吉凶と運勢への影響
吉凶を左右する条件
泳ぐように飛ぶ夢はベースとして吉夢ですが、夢の中の状況によって意味合いが変わってきます。ここが夢占いの面白いところでもあり、大事なところでもあります。
まず、空中をスムーズに、気持ちよく泳いでいた場合。これは文句なしの吉です。自分の感情を自由に、そして上手に表現できている状態をあらわしています。水の中をすいすい泳ぐように、心の中の感情が自然に流れている。そんなイメージですね。
一方で、空中でもがくように泳いでいた場合は注意が必要です。このパターンは、感情のコントロールに苦戦している状態を映し出していると考えられています。言いたいことがうまく伝わらない、気持ちの整理がつかないといったもどかしさが、「もがく」という動作に投影されているわけです。
そしてもうひとつ、とても重要な条件があります。それは夢の中で「恐怖」を感じていたかどうかです。たとえスムーズに泳いでいたとしても、怖さや不安がともなっていた場合は、吉が凶方向に転じるとされています。これは夢占い全体に通じるルールで、恐怖の感情はほかのどんなサインよりも優先されます。
つまり整理すると、スムーズに泳いでいて気持ちがいい場合は吉。もがいている場合は感情面で苦労しているサイン。そして、どちらのパターンであっても恐怖を感じていたなら注意が必要、ということになります。
精神運・創造運への具体的な影響
この夢が影響する運勢は、おもに精神運と創造運の2つです。日常生活にどうあらわれるのか、もう少し具体的にお話ししますね。
精神運への影響としては、心のバランスが安定しやすい時期であることを示しています。たとえば、ちょっとしたトラブルがあっても感情的にならずに対処できたり、以前なら落ち込んでいたようなことを軽く受け流せたりする。そういった「心のしなやかさ」が増している状態です。
創造運については、この夢はとくに良い知らせです。感情と自由が調和しているときは、ふだんは思いつかないようなアイデアが浮かびやすくなる傾向があります。文章を書く、絵を描く、音楽をつくる、料理のレシピを考えるなど、なにかを「生み出す」行為全般に追い風が吹いていると考えてよいでしょう。
ただし、もがくパターンの夢だった場合は逆の読みかたになります。精神運では、気持ちの浮き沈みがはげしくなりがちで、自分でも感情のあつかいに戸惑う場面が出てくるかもしれません。創造運についても、やりたいことはあるのにうまく形にならないというもどかしさを感じやすい時期です。
泳ぐように飛ぶ夢を見やすい人の特徴と心理状態
では、どんな人がこの夢を見やすいのでしょうか。空を飛ぶ夢全般ではなく、「泳ぐように飛ぶ」という独特の飛びかたをする夢に絞ってお話しします。
この夢は個人的にもなかなか興味深いと思います。というのも、見る方にはわりと共通した傾向があるんですよね。それは「感情の表現方法を模索している人」です。
最近、こんなことはありませんか? 自分の気持ちを言葉にする機会が増えた。あるいは逆に、本音を言いたいのにうまく伝えられずにもやもやしている。どちらの場合も、「感情をどう外に出すか」というテーマと向き合っている最中に、この夢はあらわれやすい傾向があります。
たとえば、新しい環境で自分らしさを出し始めた時期。転職や異動で人間関係がリセットされ、「今度こそ素直な自分でいよう」と思っているとき。こうした前向きな心境の変化が、空中を泳ぐという不思議な夢になって出てくることがあります。
また、創作活動や趣味に没頭している時期にも見やすい夢です。日記を書き始めた、絵を描く時間をつくるようにした、料理に凝り始めたなど、自分の内側にあるものを外に出す行為をしている方に多い印象があります。
反対に、もがくバージョンを見る方は、気持ちをうまく伝えられないストレスを抱えていることが多いようです。「言いたいことがのどまで出かかっているのに飲み込んでしまう」「自分の感情がよくわからなくなっている」。そんなときに、空中で必死にもがく夢としてあらわれるのかもしれません。
この夢を見たときの対処法とアドバイス
それでは、泳ぐように飛ぶ夢を見たあと、どんなことを意識するとよいかをお伝えしますね。夢の内容によって対処法が変わりますので、ご自身の夢に近いほうを参考にしてください。
スムーズに気持ちよく泳いでいた方は、今の流れに乗ることをおすすめします。感情と自由のバランスが取れている好調期ですから、この時期に創造的なことにチャレンジしてみてください。「前から気になっていた趣味を始める」「仕事で新しい企画を提案してみる」「感じたことをノートに書き出す」など、自分の内側にあるものを外に出す行動がとくに実を結びやすいタイミングです。
ポイントは「感情を言葉や形にすること」です。泳ぐように飛ぶ夢は、水(感情)と空(自由)の調和を意味していますから、その調和を現実でも活かしましょう。友人に素直な気持ちを伝えてみる、感謝を言葉にしてみるといった小さなアクションでもかまいません。
もがいていた方は、まず自分の感情に「気づく時間」をつくることが大切です。忙しい毎日の中で、自分が何を感じているのか見失っていませんか。一日の終わりに5分だけ、「今日うれしかったこと」「もやもやしたこと」を振り返ってみてください。感情を整理するクセがつくと、もがく感覚がだんだんとやわらいでいく傾向があります。
もうひとつ。夢の中で恐怖を感じていた方は、自分の心が何かの脅威を感じとっているサインかもしれません。無理に原因を探る必要はありませんが、最近の生活の中で負担に感じていることがないか、いちど立ち止まって考えてみるのもよいでしょう。信頼できる人にちょっとした愚痴を聞いてもらうだけでも、心はずいぶん軽くなるものです。
いずれのパターンでも共通して言えるのは、「感情を大切にあつかう」ということ。この夢は感情と自由の関係がテーマですから、自分の気持ちに正直でいることが、夢からのメッセージを活かすいちばんのコツです。
まとめ
泳ぐように飛ぶ夢は、感情と自由のバランスが取れた健全な心理状態を暗示する吉夢です。スムーズに泳いでいれば感情表現が上手くいっているサインであり、もがいていた場合は感情のコントロールに課題があるという条件分岐があります。ただし、どのパターンでも夢の中で恐怖を感じていた場合は凶方向に転じるため、夢の中での自分の気持ちをよく思い出してみてください。精神運と創造運に追い風が吹いている時期ですので、自分の感情を素直に表現することを意識して過ごしてみてくださいね。
空を飛ぶ夢にはほかにもさまざまなパターンがあります。もっと解放感が強い夢を見た方は気持ちよく空を飛ぶ夢の記事も参考になるかもしれません。逆に飛んでいる最中に不安を感じた方は、不安定に飛ぶ夢の解説もあわせてチェックしてみてください。空を飛ぶの夢の総合ページでは、すべてのシチュエーションを一覧でご紹介しています。


コメント